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オンラインでサービスを提供しない理由

訪問療育のえるでは、ABA(応用行動分析)に基づく訪問療育サービスとペアレントトレーニング講座を提供しています。オンラインではなく、直接ご家庭に伺ったり、対面で講座を開催したりする理由には、療育の効果を最大化するための大切な要素があります。

ABA療育では、子どもの行動やスキルを日常生活の中で自然に、確実に身につけてもらうことが重要です。そのため、実際に生活している環境を見せていただき、家庭内の動線を確認しながら支援計画を立てることが欠かせません。例えば、朝の準備や遊びの時間など、どの場所で、どのタイミングで支援を行うのが効果的かを具体的に考え、その場でご家族と一緒に取り組み方を共有することで、訪問療育を受けていない日常生活にも無理なく療育を取り入れられます。

同様に、ペアレントトレーニング講座も対面で行うことを重視しています。講座では家庭内の動線を直接見ることはできませんが、着替えやお箸の使い方、子どもの褒め方や伝え方など、実践的なスキルをお伝えします。また、ご家族が子どもとやり取りする中で必要な微調整を、その場で行うことが可能です。このような細やかなサポートは、オンラインでは十分に伝えきれないと考えています。

オンラインの利便性を求める声がある一方で、訪問療育のえるは、実践的かつ確かな成果を重視し、訪問や対面という形にこだわっています。直接お会いすることで、ご家庭の状況をより深く理解し、親子のコミュニケーションやお子さまのスキル獲得をより確かな形でサポートできると信じています。

私たちは、ご家族とともにお子さまの「今」と「未来」を変えるために全力で取り組んでいます。そのための一歩として、訪問療育や対面講座を通じて、日常生活の中で実際に活かせる方法を提供しています。これらの取り組みを通じて、親子の笑顔と成長をサポートできれば幸いです。

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