訪問療育のえるの想い
親が、自信をもって我が子に関われるようになること。
そして、家庭の中で「できた」が増えていくこと。
それが、訪問療育のえるが大切にしていることです。
私はこれまで、療育の現場で多くの親子と関わってきました。
子どものスキルは伸び、社会適応もしやすくなる。
親の安心感も増えていく。
療育には確かな意味があります。
しかし同時に、こんな声もたくさん聞いてきました。
「療育に通っているのに、家ではうまくいかない」
「頑張っているのに、生活は変わらない」
特に、言葉でのやり取りが難しかったり、
癇癪や行動の困りごとが多いお子さんほど、
家庭の中での困りごとは大きく、親の疲れや不安も強くなっていきます。
療育施設ではうまくいくのに、
日常生活の中ではうまくいかない。
その現実を何度も目の当たりにしました。
そんな中、あるお母さんが言いました。
「家で、その場で療育をしてもらったら、もっと学習できる気がするんです」
その言葉をきっかけに、ご家庭に出向くようになりました。
生活の場で、親子と一緒に関わり方を整える。
親が直接見て、タイミングを理解し、その場でできるようになる。
すると、親も子も習得するスピードが明らかに変わりました。
家庭の中で関わり方が変わると、
子どもの行動も変わり、
家庭の空気が少しずつ変わっていくのです。
あるご家庭では、欲しいものがあっても言葉で伝えられず、
癇癪や物投げが続いていました。
関わり方を整え、伝える練習を積み重ねていく中で、
ある日——
「〇〇ください」
初めて、言葉で伝えてくれました。
その後、「見て見て」「ママおいで」と、
自分の気持ちを言葉にできる場面が増え、
癇癪はほとんど見られなくなりました。
『我が子を可愛いと思える瞬間が増えました』
そう話してくださったご家族様の言葉が、
私にとって何よりの喜びです。
子どもの行動には、必ず理由があります。
そして、関わり方が変われば、行動は変わります。
訪問療育のえるでは、
応用行動分析(ABA)の考え方に基づき、
ご家庭の中で実践できる形に落とし込みながら支援を行っています。
日常生活は、学びの宝庫です。
生活の中だからこそ、子どもは自然に学び、
親も関わり方を身につけることができます。
この想いをカタチにしたのが【訪問療育のえる】です。
【親子の”のぞみ”を叶える】
【親子を”えがお”にする】
その願いを込めて、【のえる】と名付けました。
すべてのご家庭に、
「変化は必ず起こせる」という希望を届けたい。
それが、訪問療育のえるの想いです。

<経歴>
作新学院大学大学院附属臨床心理センター作新こころの相談クリニック(相談員)
鹿沼市教育委員会総合教育研究所(教育相談専門員)
作新学院大学大学院心理学研究科(ティーチングアシスタント)
作新学院大学大学院心理学研究科(非常勤講師)
日光市健康福祉課(子育て教室・幼児健康診査)
那須烏山市教育委員会(巡回相談員・ペアレントトレーニング講師・教職員研修講師)
那須烏山市児童発達支援・放課後等デイサービス事業所(心理相談・ペアレントトレーニング講師・職員研修コンサルタント)
<資格>
公認心理師(登録番号:53757)
臨床心理士(登録番号:25410)
特別支援教育士(登録番号:12-091)
中学校教諭一種免許状(国語)
高等学校教諭一種免許状(国語)
養護学校教諭一種免許状
<所属学会・協会>
日本行動分析学会
日本特殊教育学会
日本LD学会
日本認知・行動療法学会
栃木県公認心理師協会
<実績>
作新学院大学大学院心理学研究科臨床心理センター紀要
1.注意集中が困難で学習に遅れが見られた男児
2.自閉症児への学習支援ー自発的なことばの表出を目指してー
3.漢字の読み書きに困難のある児童への指導ー認知特性に適した教材を用いた指導4事例より
4.自閉的傾向を有する児童の転校に向けた視覚教材による支援
5.授業中に不適応行動を示すADHD傾向のある児童への支援ー学習場面を用いた支援の報告ー
6.問題行動の見られる小2男児に対するプレイセラピーによる支援
7.学習支援プログラム「まなびー」におけるスタッフの学び-自己評価とフィードバックの工夫-
8.特別支援学校在籍で不登校状態になった知的障害を伴う自閉症児童への支援
9.知的障害を伴う自閉症生徒に対するQOL向上を目指した支援
10.軽度の知的障害のある自閉症児に対する特性に合わせた支援
11.構造化及び視覚的支援による遊びへの支援.-学習グループ「まなび~」における指導報告(3)
12.課題回避が顕著なASD児童に対する課題場面の環境調整の効果-安心して取り組めることを目指した支援-
13.ADHD傾向のあるASD児に対する社会適応の促進
14.学校場面で不適応を示すASD児に対するABAに基づいた支援
15.発語のない自閉症を伴う知的障害幼児への社会的相互交流の促進
16.知的障害を伴うASD児に対するセルフコントロールの支援
17.学習グループ「まなび~」の実践報告(1)-全体構成及びグループ学習についての報告-
18.学習グループ「まなび~」の実践報告(4)-ストーリー性を重視した遊び支援-
19.学習グループ「まなび~」の実践報告(5)-評価表を用いた実習プログラムについて-
学会ポスター発表
1.漢字書字の問題を視知覚認知能力から考える-フロスティッグ視知覚発達検査と学習ブックの利用-
2.漢字の読み書きに困難のある児童への読み指導-情報処理特性に基づいた読みドリル教材を用いて-
3.自閉的傾向のある児童の転校支援における視覚教材の効果
4. ADHD児の足し算課題における“うっかりミス”の改善~演算過程に注目した指導方法の効果~
5.聴覚刺激に過敏性を示す自閉症児に対する現実的脱感作法
6.自閉症児に対するPECSを用いた複数選択への移行課題―正誤ではなく子ども自身で選択することを理解させるステップー
7.発達障害児のグループ学習場面における援助要求の指導ー「困った場面」設定のための教材を用いてー
8.臨床心理士養成校大学院生の臨床実習において学びを深めるための自己評価とフィードパックの有効性についてー発達障がい児グループ学習指導「まなびー」における検討ー
9.自閉症スペクトラム児に対する条件性弁別に基づく要求言語行動の指導
10.援助要求の獲得が交流及び共同学習の促進に及ぼす効果―通級指導のあり方の検討―
11.通常学級におけるスクールシャドーによる支援~スケジュール表とトークン・エコノミーの導入と効果~
12.顔の見分けに困難を示すASD児に対するチェックリストを用いた指導~「人の名前を覚えるが」が社会適応に与える影響~
13.不登校状態のASD生徒に対する生活習慣への介入―絵を用いたルール提示による確立操作の効果―
14.動作模倣の獲得過程における「動作-音声」同時提示の効果
15.月1研修が小学校教員のABAに基づく見立ての獲得に与える効果
16.会話に困難を示すASD児に対するSSTの検討
17.自閉スペクトラム症児に対するパソコンを利用した社会的スキル訓練の開発―対人トラブルへの対処スキルの形成―
18.神経発達症児に対する通常学級でのスクールシャドーが授業参加行動に与える効果
19.特別支援学校に在籍する知的障害を伴う神経発達症児に対する現実的脱感作を用いた登校支援
20. ASD幼児に対する多刺激非置換提示法に基づく選択行動支援
その他
・小学校PTA研修会講師
・作新学院大学・作新学院大学女子短期大学部教職実践センター主催シンポジウム シンポジスト